ダンロップフェニックストーナメント

大会レポート

11月17日(水曜日)

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石川遼、トム・ワトソンら明日からの意気込みを語る   ワトソンお気に入りのハウスキャディを指名  


石川遼、トム・ワトソンら明日からの意気込みを語る

 いよいよ明日、ダンロップフェニックスが開幕する。前日となる今日はプロアマ戦が行われ、各選手が最終調整を兼ねたラウンドをアマチュアゴルファーと共に楽しんだ。

 今シーズンも今週を含めて残り3戦。白熱する賞金レースの行方を大きく左右することが予想されるだけに今週のダンロップフェニックスから目が離せない。

 プレー後、共同記者会見で2週連続優勝を狙う石川遼、大会連覇に挑むエドアルド・モリナリ、そして12年ぶりのフェニックス参戦となるトム・ワトソンの3人が明日からの本戦に向け、意気込みを語った。

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ワトソンお気に入りのハウスキャディを指名

 12年ぶりに宮崎に帰ってきたトム・ワトソン。火曜日に宮崎入りし、そのまま練習ラウンド。そして今日はプロアマ戦に参加と61歳とは思えないタフさには感心させられる。大会にはこれまで18回参戦し、優勝が2回、2位が3回という好成績を残している。この成績の縁の下の力持ちとして、ワトソンを支えたのがフェニックスカントリークラブのハウスキャディの布施政代さん。昭和47年に入社し、大会には第1回から携わってきた。トム・ワトソンのキャディに初めてついたのは1979年。その翌年もキャディを務め、見事優勝するわけだが、それ以後ダンロップフェニックスに参戦するときは、ワトソンの方から指名があった。布施さん自身は95年に大会のキャディを引退し、今年の8月に退社していたが、ワトソン直々に今回キャディをやって欲しいとの依頼があり、約15年ぶりに表舞台に復帰することを決めた。このことに布施さんは「大変光栄に思っています。責任の重大さを感じています」と緊張した趣で話す反面、今でも名前を覚えてくれていることが本当に嬉しいと、久々の再会を楽しみにしている様子だった。コースは改造され、バンカーも増えていることで、布施さんも事前にコースを下見し、当時とは違う箇所を教えたりして力になりたいと意気込んでいる。

 布施さんはワトソンのことを“トムさん”と呼び、ワトソンは“MASAYO”と呼び合っている。英語と日本の壁を感じさせない息の合ったやり取りは15年前と何も変わっていない。

 昨日の練習ラウンドと今日のプロアマ戦でも、細かくコース内の距離を布施さんはワトソンに伝えていた。会話が英語と宮崎弁なのに通じ合っている不思議な感じがするが、そこがワトソンが布施さんを信頼している理由なのかもしれない。プレーヤーができるだけ、良いスコアでラウンドできるように最善を尽くす。その姿勢に惚れ込み、ワトソンは長年布施さんを指名し続けたに違いない。布施さんが宝物のように今でも持っている若き日のワトソンとの写真やワトソン直筆の手紙を見ると、ワトソンの気持ちが伝わってくる。 ワトソンは日本のことが大好きだと言ってくれるが、日本人もワトソンのことが大好きだ。最高のパートナーと共に3度目の大会制覇に挑むワトソンのプレーに期待したい。



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