ダンロップフェニックストーナメント

大会レポート

11月17日(木曜日)

月曜日   火曜日   グルメロード名店8軒ご紹介   プロゴルファーの好きな宮崎名物は?   名物13番ホール(332ヤード、パー4)の誘惑
第1日目(木)   第2日目(金)   第3日目(土)   最終日(日)  


名物13番ホール(332ヤード、パー4)の誘惑

「だからワンオンを狙う」「だから2打目で勝負」プレーヤーの心情と攻略プランを大公開!

 ダンロップフェニックストーナメントの舞台フェニックスカントリークラブ(7010ヤード、パー71)。個性溢れる18ホールの中でも、名物ホールと名高いのが左ドッグレッグの13番ホール、332ヤードのパー4だ。ティーグランドからグリーンまでは高低差12ヤードほどで、2打目も打ち上げとなる。  左の林をショートカットしてグリーンを直接狙えるだけに、選手にとってはイーグルもしくはバーディー奪取のチャンスが高い。  今大会初日に「ワンオン」を狙った選手は、ティーショットした選手83人中、42人と半数以上を占めている。見事、ワンオンに成功した選手は宮本勝昌、パブロ・ララサバル(スペイン)の二人で、惜しくもイーグルは逃したものの、確実にバーディーを奪取している。ツーオンした選手を含めてバーディー奪取した選手の計27人が、ギャラリーから大きな拍手を受けている。

13番ホール

 この日のホール別・難易度ランキングは、対パー=-0・280の3・8で17位。バーディー奪取率の高さ2位を示しているように、ギャラリーにとっては果敢なワンオン狙いの豪快なティーショットやバーディーシーンを観戦できる「とってもお得な」ホールと言えるだろう。  アグレッシブなティーショットをした選手、確実性を重視したゲームプランで攻めた選手の声を集めてみた。果たして明日以降はどんなプレーが見られるか、乞うご期待だ!

13番ホール

 米ツアー界で屈指の飛ばし屋といわれるゲーリー・ウッドランド、日本ツアー界の若手飛ばし屋・諸藤将次が同一組でラウンド。注目を集めた13番ホールのティーショットは、予想どおりのワンオン狙いだった。280ヤードのキャリーが必要だとされているが、両選手ともに手にしたクラブはドライバーではなく、3番ウッド。  その結果はウッドランドが左林に諸藤はグリーン左手前のバンカーに捕まった。2打目を林から打ち出すだけのトラブルとなったウッドランドはボギー。諸藤はパーでホールアウトした。

13番ホール

 「以前、3番ウッドでティーショットした記憶があり、練習ラウンドでも3番ウッドで打ちました。3番ウッドの飛距離目安は280ヤード、キャリー270ヤードですから、グリーン左手前バンカーでもOKと考え、運が良ければ乗るかなと思っています。ピンポジションによってショットラインを多少変更しますが、基本はティーグラウンドから見えるカメラ塔の右サイド。グリーンを捕らえやすい右からの風が吹いていました」と諸藤は振り返る。バンカーショットを寄せきれず、バーディーパットを外す形となったが、「大会期間中、ワンオン狙いを変えることはありません」と断言してくれた。

 ドライバーでワンオンにチャレンジしたのは、武藤俊憲。ボールは花道を捕らえたものの、アプローチを寄せきれず、パーに終わった。「緩い3段グリーンで、ピン位置によってショットラインを変えなければなりませんが、今日のピンポジション(手前14ヤード、左4ヤード)では、オン出来なくてもグリーン右手前のバンカーなら良しと思って打ちました。右バンカーからならグリーンが受けた状態になり、寄せやすいからです。せっかく花道にボールが止まったのにバーディー奪取できなかったのは残念です」

 ティーショットを左ドッグレッグのコーナーに運び、ウェッジでの2打目でピンをデッドに攻めたのは小田孔明だ。「僕のドライバーショットでは乗らないのが分かっているし、無理に攻めてバンカーの目玉(のライ)になったらボギーを叩くのが落ち。風向きがフォローならまだしも、僕がティーに立った時はアゲンストだったので、迷わず刻みを選びました。それでもしっかりバーディーを取りましたよ」とニコニコ顔。

 「ピン位置と風向きで刻みルートを選択するのが賢明でしょう」というのは、飛ばし屋の一人である小林正則。「風が右から吹いているならドローボールで攻められますが、左からの風だったらノーチャンス。風向きに負けないドローをドライバーで打つとなると、ボールを捕まえなければならない。それは林に打ち込む危険性も含んでいますからね。3番ウッドならボールが捕まりやすく、球も高いからワンオンのチャンスはアップするでしょうね」と解説してくれた。  最終日まで何人がワンオンをし、イーグルを奪取するのか。勝負の行方を左右する一打になるかもしれない。それだけに、13番ホールの観戦はギャラリーも見逃せない。  



▲上に戻る