CHAPTER 01 選手コメント&プロフィール 2026.08.31 UPDATE
アルドリッチ・ポットギーター選手 コメント
「プロゴルフを世界的な視点で見ている者にとって――私自身、まさにそうなのですが――ダンロップフェニックスは、一度は出場してみたい憧れの大会の一つです。素晴らしい歴史があり、歴代優勝者にはゴルフ界を代表する名選手たちが名を連ねています。また、フェニックスカントリークラブも、とても美しいゴルフコースだと聞いています。
今回、初めてその舞台でプレーできることを本当に楽しみにしています。日本という国とその文化を存分に体験し、できれば私も、素晴らしい歴代優勝者の一人として名を連ねたいと思っています」
英文原文
“For anyone who sees professional golf from a global perspective, which I very much do, the Dunlop Phoenix is kind of a bucket list event. The tournament has a wonderful history, some iconic winners, and the Phoenix CC looks like a beautiful golf course.
I’m really looking forward to teeing it up there for the first time, embracing everything about the country and its culture, and hopefully adding my name to that impressive roll call of champions.”
プロフィール
南アフリカのプレトリア出身。幼少期からゴルフに親しみ、南アフリカとオーストラリアで腕を磨いた。17歳の時、全英アマチュア選手権で大会史上2番目の年少優勝を飾って注目を集め、若くして全英オープンやマスターズなどメジャーの舞台も経験した。
2023年、全米オープンにアマチュアとして出場した後、18歳でプロ転向。翌2024年1月にはPGA TOUR下部のコーンフェリーツアーで、19歳4カ月11日の最年少優勝記録を樹立した。
2025年からPGA TOURに本格参戦すると、6月のロケットクラシックで早くもツアー初優勝。同年はPGA TOURの新人王にあたる「アーノルド・パーマー・アワード」を受賞し、ドライビングディスタンスでも平均325.0ヤードで1位に輝いた。今年はさらに飛距離を伸ばし、平均331.1ヤードで同部門1位に立っている。
CHAPTER 02 3分で分かるポットギーター 2026.10.19 UPDATE
南アフリカからオーストラリアへ。世界を転戦する22歳、その素顔
PGA TOUR(米国ツアー)屈指の飛距離を武器に、世界のトッププレーヤーたちと戦うアルドリッチ・ポットギーター。その豪快なプレーの背景には、南アフリカとオーストラリアで過ごした少年時代、家族、そしてゴルフ以外のスポーツで培った経験がある。
ポットギーターは南アフリカのプレトリアに生まれ、幼少期の最初の8年間を南アフリカのミデルブルグで過ごした。その後、家族とともにオーストラリアのパースへ移住している。
少年時代に取り組んでいたのは、ゴルフだけではない。ラグビーを経験し、オーストラリアへ移住した8歳頃からはレスリングにも取り組んだ。本人によれば、11歳の頃には自身の階級でオーストラリアの全国大会を制覇。14歳でゴルフに専念するまでレスリングを続けたという。
「父に勝つ」が少年時代の目標
本格的にゴルフへ取り組むようになると、ひとつの目標になったのが父に勝つことだった。そして12歳頃、その目標を達成したという。
父との関係は、プロになってからも続いている。2024年、19歳で米国2部ツアーのKorn Ferry Tourを戦ったシーズンには、父ハインリッヒさんがシーズンを通して帯同した。親子でツアー生活を楽しむことに加え、当時19歳だったポットギーターは自身でレンタカーを借りられなかったことも理由のひとつだった。
父のサポートを受けながらツアーを回っていた19歳。そのエピソードからも、彼がいかに若くしてプロの世界へ飛び込んだのかが分かる。
PGAツアー2勝のティム・クラークが相談相手
ポットギーターのキャリアに関わってきた人物の一人が、PGA TOUR通算2勝の南アフリカ人、ティム・クラークだ。2人が初めて直接会ったのは2022年のジュニア・プレジデンツカップ。クラークがインターナショナルチームのキャプテンを務め、ポットギーターは選手として出場していた。
大会期間中、ポットギーターは毎日バスでクラークの隣に座り、できるだけ多くのことを吸収しようとしていたという。その関係はプロ転向後も続き、クラークは現在もポットギーターの相談相手の一人となっている。
オフの楽しみは釣り
コースを離れたポットギーターが好きなのは、釣り。PGA TOURの公式プロフィールにも、釣りを楽しみ、「遠征にも釣り竿を持っていくことで知られている」と紹介されている。現在の拠点は、南アフリカ南部の海沿いにあるモッセルベイ。
レスリングに打ち込んだ少年時代、父とともに回ったツアー生活、先輩プロから学ぶ姿勢、そしてオフには釣りを楽しむ。飛距離や戦歴だけでは見えてこない、22歳のアルドリッチ・ポットギーター。宮崎では、そんな人物像にも注目してほしい。