PGAツアー11位（平均ドライビングディスタンス313.6ヤード）の飛ばし屋。地元カナダのジュニアロングドライブ選手権で優勝したこともあるように、子供のころから飛距離は大きな武器だった。

同時に、ゴルフだけでなく野球やホッケーなどもプレーするスポーツ少年として育ち、2008年には、野球で高校のアスリート・オブ・ジ・イヤーに輝いている。ゴルフに全力を注いだのはケント州立大学（米）に進んでから。大学時代には、日本の軽井沢72東コースで行われた2014年の世界アマチュアゴルフ選手権出場の経験もある。団体戦では、ブライソン・デシャンポー率いる米国チームに次ぐ2位、個人戦では優勝したジョン・ラーム（スペイン）とは11打差ながら16位タイに入った経験もある。

この年、プロ転向。カナダツアーや米下部コーンフェリーツアーで経験を積んで踏ん張り続け、30歳になった2021-22シーズンにPGAツアーに参戦。2024年には、11試合連続優勝を含む年間18勝（1945年）の記録を持つレジェンドの大会ザ・ＣＪカップ・バイロン・ネルソンで初優勝。米国ＶＳインターナショナルの名誉をかけた戦いプレジデンツカップにも2022年に続けて今年も出場。インターナショナルチームでは松山英樹のチームメイトである。

地元オンタリオ州の、ＮＨＬ（アイスホッケー）のトロント・メイプル・リーフスの大ファンであることを公言している。