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フェニックスカントリークラブ コース改造について

本年度のダンロップフェニックストーナメントでは、名誉トーナメントアドバイザーである青木功プロの助言と、 フェニックスカントリークラブの多大なるご協力のもと、4つのホールにおいて新たなティーイングエリアを新設しました。戦略性と難度を高めたレイアウトへと進化し、世界基準のコースセッティングを目指す一歩となりました。

大会はこれまでも、世界のトッププレーヤーを迎える舞台として、国内外の選手に高いレベルでの競技環境を提供してきました。今回の改修は、次世代の日本人選手が世界に通用する力を養うことを目的としており、よりタフなセッティングの中で、選手一人ひとりの潜在能力を最大限に引き出すことを期待しています。

ダンロップフェニックストーナメントは、これからも挑戦と進化を重ねながら、世界に誇る大会づくりを目指してまいります。

※新設のティーイングエリア 及び 使用Tee、Par設定の変更は以下の通り

●新設ティーイングエリアについて

  • 2番ホール:468yのティーイングエリアを新設
  • 7番ホール:540yのティーイングエリアを新設
  • 15番ホール:487yのティーイングエリアを新設
  • 17番ホール:213yのティーイングエリアを新設

●使用Tee及び Par設定の変更

  • 1番ホール:386y → 416y を使用(使用Teeのみの変更)
  • 4番ホール:567y → 512y を使用し、Par5→Par4へ変更(使用Tee及びPar設定の変更)

●大会使用Tee及びヤーデージ/Par一覧

No. YARD PAR MEMO
1 416 4 ※2024年対比:+30y
2 468 4 ※2024年対比:+32y
3 180 3
4 512 4 ※2024年対比:-55y
5 415 4
6 202 3
7 540 5 ※2024年対比:+19y
8 387 4
9 447 4
OUT 3,567 35 ※2024年対比:+26y
       
No. YARD PAR MEMO
10 490 4
11 165 3
12 465 4
13 332 4
14 436 4
15 487 4 ※2024年対比:+22y
16 402 4
17 213 3 ※2024年対比:+27y
18 560 5
IN 3,550 35 ※2024年対比:+49y
合計 7,117 70 ※2024年対比:+75y

~フェニックスCCパー設定の変遷~
1974~1994年がパー72、1995~2003年がパー71、2004~2007年がパー70、その後2008年からパー71で開催

名誉トーナメントアドバイザー 青木功プロ

昨年から名誉トーナメントアドバイザーに就任した青木功プロは、本トーナメントに第1回大会(1974年)から出場し、数々の名勝負で大会史を彩りました。現役時代には世界中で活躍し、豊富な経験と広範な人脈を持つ唯一無二の存在です。 2004年には日本男子として初めて世界ゴルフ殿堂入りを果たし、その後は日本ゴルフツアー機構会長などを歴任。長年にわたりゴルフ界の発展に寄与してきました。 今年も青木プロには世界基準の大会となるためのアドバイスや海外フェデレーションとのコネクションサポート、さらには大会公式催事への参加など多岐に渡って本トーナメントを支えていただきます。

大会を支えてきた名舞台、フェニックスカントリークラブ

高千穂、住吉、日南の27ホールから構成されるフェニックスカントリークラブは、日向灘に面し松林でセパレートされたシーサイドコースです。大会では高千穂の9ホールをアウトコースに、最難関の3ホール(10,12,15番)がある住吉の9ホールをインコースとして使用しています。 コースでは大会にあわせて冬芝のペレニアルライグラスをオーバーシードしており、期間中のコースは、11月とは思えないエバーグリーンで、あたかも米ツアーのコースのような最高のコンディションと美しさで選手を迎えます。 その反面で樹齢を重ね大きく成長した松林と、海からの重たい独特の風、そして微妙なアンジュレーションのつけられたグリーンがコース攻略を難しいものにしています。

今年のコースセッティング
●芝種・刈高について
【グリーン】 ベントグラス (品種:ペンリンクス)
【フェアウェイ・ラフ】 ティフトン芝にペレニアルライグラスをオーバーシード
【刈高】 グリーン:3.5mm(予定)  フェアウェイ:刈高12mm(幅25~30yards) ファーストカット:なし  ラフ:刈高35mm